最終更新日 2024年11月5日
主観的、あるいは客観的という言葉があります。
主観的は自分の視点で考える事で、客観的とは冷静にあくまでも第三者的に見る事ですが、人間は自分の事となるとなかなか客観的には見られないものです。
いくら自分自身では客観的なつもりではあっても、実際にはかなり主観的になってしまっているケースも珍しくなかったりするのです。
そのため、客観的な視点が欲しいのであれば自分だけで判断するのではなく、第三者に判断を仰ぐ方が良いのです。
第三者であれば文字通り「客観的」な視線で判断してくれます。
特に人間は自分の作った物に対してはこだわりもありますので、なかなか客観的に見る事が出来ません。
仕事でチラシのデザインをした際、自分自身でとても素晴らしい出来だと思っても他人に見てもらったら「何を訴えたいのか分からない」と酷評されるケースさえ決して珍しくないのです。
自分の感覚がおかしいのではなく、自分が作成したものですからどうしても気持ちが入ってしまうのです。
そのため、なかなか客観的には見られないですから、正しい判断を下せません。
チラシのデザインはもちろんですが、自分自身の出来は自分ではどうしても客観的に考える事が出来ません。
苦労すればするほど、作品そのものではなく「苦労したから」という気持ちで「良い物だ」と思ってしまいがちですが、他人から見れば苦労の部分など知らないのですから、単純に作品だけを見て「イマイチ」と判断出来ます。
イマイチだと判断されて嬉しい気持ちになれるような人はなかなかいないでしょう。
ですが現実的に考えた時、駄目な部分があるのであれば指摘してもらった方が良いのです。
先の話で言えば、自分自身でチラシをデザインした際、酷評されれば作り直す事が出来ます。
ですがそこで気を使われて「良い」と言われて印刷したものの、全然お客にアピール出来ない。
これではチラシを作成する意味がないのですから、第三者に客観的に見てもらった方が良いのです。