最終更新日 2024年11月5日
値段の安さだけを考えて不動産を購入したり家を設計したりすると後々後悔するという話です。
家というのはだいたい30年は持ちますが、その中でも全くフリーメンテナンスなんてことはありません。
必ず補修をしたりリフォームをしたり、場合によっては増改築したりする必要もでてきます。
不動産関連はとにかく動くお金の額が大きいので細心の注意を払う必要があるのです。
経年劣化であれば仕方がないのですが、家族構成の変化によって家が手狭になってしまった場合は大変です。
家を購入した時は夫婦二人だけだったのに、すぐに一人目の子供が生まれ、そうこうしているうちに二人目も。
当然四人になればそれまでの家は狭く感じられるようになるわけですが、そこに夫の両親までも引っ越してきたりなんかすると…当初二人で暮らしていた家に六人で住むわけですから増築しないで済むはずがありませんね。
家を建てる時点で家族が増えることをしっかり予想していたならそれなりの部屋が確保されていることでしょうから慌てずにすみますが、残念ながらほとんどの人はいざ不動産を買う!という段になると「とにかく家が欲しい」と気持ちばかりが焦ってしまって、全く冷静な判断ができなくなってしまうものなのです。
私の知人にも家を2000万円かけて建てたが、その後わずか10年程度の間でメンテナンス費用その他諸々で更に1000万円程度の出費となった、という人もいます。
無計画な不動産購入はその後の人生まで狂わしかねないということです。
また、建てた時には大家族だったのに、数年のうちに夫婦二人だけで住むことになってしまい一気に空き部屋が増えて寂しくなった、なんてケースもあります。
子供の数が多い場合がこれに当てはまりますよね。
家が無駄に広いと掃除するのも一苦労ですし家の痛みも早くなります。
いずれにせよ、不動産を購入したり家を建てたりする時は、メンテナンスやリフォームのこともしっかり頭に入れておくことが重要なようです。
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